漢方治療専門相談店の漢方薬

  漢方薬の相談店 大滝漢方堂・・・糸練功について
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当店の治療特徴・・・
 当店の特徴は、医療気功の1つ『糸練功(しれんこう)』にて患者さんのお体の状態や病態の方向性、病態に合わせた漢方薬や自然薬の選品、お薬の量を把握することができることです。糸練功にて全てを知ることができるわけではありませんが、患者さんからの訴えや検査数値などを元に糸練功や問診で病態の経過を追っていきます。
 最終的には、症状をとることではなく、病気を治す・体質を改善することを目標にしています。症状をただ抑えただけで再発するようなものではなく、根本から治し再発しない治療をしています。
 漢方薬は一人一人に合わせた漢方内容、量が大切です。貴方だけのオリジナル薬方を当店は糸練功など先人の知恵を借りてご提案しております。


糸練功について
1.糸練功とは?  医療気功の1つです。気功には軟気功・硬気功、外気功・内気功があります。糸練功は軟気功・外気功を使った医療気功です。糸練功は「入江式FT(フィンガーテスト)」と「中国上海気功」とを合わせ改良開発された医療気功です。糸練功を用いることで「直筆の文字など」で遠隔の方の状態も把握することができます。
 
糸練功は病気を治すために適切な漢方薬を見つける問診・切診の中の一つの方法です。

2.糸練功で何がわかるの?  糸練功を駆使することにより、正確に患者さんの病態や体質を把握することが出来ます。また糸練功では、生体だけでなく自然界の様々な「気」を観る事が出来ます。
 人間の身体は常に経気と言うエネルギーが流れています。そのエネルギー・波動が狂うと人間は病気と成ります。糸練功で経気の流れを診ることにより、現在の患者さんの状態を正確に判断出来ます。
 また経気が正常に流れるように一人一人の患者さんに糸練功を使い、漢方薬を合わせていきます。

3.合数とは?  【−1合】から【10合】まで段階的に病態を別けて判断します。
 【−1合】が最も悪く、【10合】が病的状態では最良の状態となります。
 改善する時は【2合】→【3合】→【4合】〜→【10合】と改善していきます。
 一般的に【3合】程度までは症状が激しく出やすく、【10合】が3ヶ月以上続くような安定された状態になりましたら体質改善の1つの目安になります。もちろん、病気によって異なります。

4.厚みとは?  【±】、【±1】、【+1】〜【+3】、【T】〜【X】 と段階的に病能の勢いを厚みとして判別しています。【±】が最良で、【X】が最も悪い状態となります。
 厚み(勢い)が強い場合は進行しやすい(合数が悪くなりやすい)状態、または改善されても不養生によってすぐ悪化しやすいと考えられます。
 合数の改善とともに厚みも徐々に小さくなっていきます。

5.「臓腑病と
  経絡病」
 「標治と本治」
 糸練功で確認すると、病気毎に【経絡病】と【臓腑病】があります。1つの症状に2つともあるこもあります。
 一般的に【臓腑病】は、病状が進んだ状態または慢性病と考えられます。【経絡病】は、発症間もない状態または慢性病から派生した症状が強く出ている状態と考えられます。
 また【標治】と【本治】があり、【標治】は主に強く症状として現れている症状または急に出てきた症状であり、【本治】は病気の原因かと考えられます。

6.体質改善または治療終了について・・・

証の決定
(漢方医学は病気を診断するのが目的ではなく、「証」を見つけ治療薬方を探し決めることです<「証」=「治療の仕方」>。漢方医学が発展した時代に現代のように病気には名前がありませんでした。現代医学が発達した今日、病院で診断された病名や検査数値を参考に以下の四診も併用しながら「証」を見つけていきます。)
1.漢方の診察
 証を見つける
漢方による診察を「四診」といいます。4通りの方法で診察するからです(もちろん漢方的な診察という意味で、医師による診察とは異なります)。
望診 目で患者さんを望みみる(舌診など)。
聞診 耳や鼻を使って、声の調子やはく息の臭いを嗅ぎ取る。
問診 患者さんに問いただす。
切診 患者さんの肌に触れて体の状態を感じとる。
(糸練功や脈診、腹診がこれにあたります)
 当店は、この四診のうちの「望診」「聞診」「問診」「糸練功」を用いて患者さんにあった証を見つけ、お薬をお選びしております。

2.証とは?  以上が漢方診察の基準ですが、次に漢方診断ということになります。漢方における診断のことを「証」といいます。
 もちろん、この「証」は現代医学の病名とは別ものです(患者さんにわかりやすいように現代医学方式の病名をおりこむこと・例えることもあります)。
 漢方のおもしろいところは、「証」を決めるということは、同時に治療の方向性、つまり薬方を決定するということにもなります(方証相対)。要するに、漢方医学では病気を診断することが目的ではなく、その状態を治す方法を見つけることが目的と考えます。

漢方薬について
1.漢方とは?  長年の経験により積み上げられた「経験医学」ですが、「調和の医学」ともいわれます。すべてが調和しているときが健康だととらえ、体がプラスの状態ならマイナスの要因を与え、プラス・マイナス・ゼロにもっていくというのが、その「根本理論」です。
 漢方の証(診断)には、常に対照する「陰陽」「虚実」「表裏」「寒熱」などといった相反する概念があります。これらが証を決める基準の1つになります。


2.飲み方  基本的には空腹時にお飲み下さい。
 漢方薬は数種類の生薬(分量)を組み合わせることで1つのお薬を構成しています。
 そのバランスの大切な漢方薬を飲むにあたり、胃の中にその他の飲食物が入ってきてしまうと漢方薬のバランスが崩れて、効きにくいものになってしまいます。漢方薬を飲まれる前後1時間づつ(少なくとも30分づつ)は原則的には何も口にされない方が漢方薬の効果が1番発揮されやすい飲み方と考えられます。


3.効 果  漢方薬は一般的に長く飲まないと効かないというイメージが多いと思います。それは質の悪い漢方薬のために起こった誤ったイメージと慢性病に使うことが非常に多いため(慢性病に対しては現代薬でも時間はかかります)です。即効性のものもあればゆっくり体質改善していくものがあります。漢方薬には、「上薬・中薬・下薬」があり、「生涯飲み続けても問題がなく体質改善のための上薬」、「抗生物質のような作用を持ち素早く症状を抑える下薬」があります。
 当店の漢方療法は主に体質改善に用います。効果が現れるまでの期間は個人差があり、病歴・病気の程度などによって大きく変わります。人間の細胞は3ヶ月ごとに入れ替わります。細胞が入れ替わるごとに少しづつ体質が改善され症状が徐々に軽減、改善していくと思われます。

 漢方薬は病気を直接叩くというよりも病気になった体質を改善、または病気に対する免疫力を高め病気を克服していきます。
漢方についてもっと詳しく解説
治療終了または体質改善の目安


《重要》 薬だけが病気を治すものではありません
    病気を治すのは病人自身です。
         当店はそのお手伝いをさせていただくだけです。

 対処療法を中心とする新薬の場合も同じですが、漢方薬にしてもそれを飲んでいれば、100%病気を治してくれるものではありません。
 「ずっと漢方薬を飲んでいるが、さっぱり効かない」という人がいます。間違った薬方を飲んでいるわけではないのに効かないことがあります。その裏には食事はもちろん、日常生活にしても不摂生で、しかも運動不足のことが多く、これでは薬は効きにくいと考えられます。
 生活習慣病である慢性病はある日突然病気になったのではなく、病気が発症するまでに数年の歳月がかかっています。つまり、慢性病は健康状態のバランスが長い年月を経て狂ってきたものですから、その異常を漢方薬ですぐに治せるというわけにはいきません。風邪などの急性病を治すのと違って時間がかかるのは当然です。
 生活習慣など病気を作った環境を変えない限り、お薬だけで病気は改善していきません。