漢方治療専門相談店の漢方薬

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大滝漢方堂

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吐き気を伴う回転性の眩暈

80才代　女性　　　初診：H18年11月

　はじめの相談内容は、風邪を引いたようで吐き気と軟便になるということだった。病院では同じような症状の患者が溢れかえっており、いわゆるノロウイルスによるものだと思われた。確かに糸練功で確認すると、風邪の反応が見られ、消化器系の改善薬が適方と思われ、その漢方薬と体力回復と腸内環境を改善するために「源液ドリンク」を飲んでいただいた。
　数日後、排便の調子が良くなったというが、吐き気はまだ治まらず、特に横になったときに目が回るということ。
　再度確認すると、風邪の証は改善していたが、めまいの反応が確認された。
　　　めまい　　心　補　0.5合　Ⅲ　　呉茱萸湯証
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　である。
　おそらく、今現在の吐き気はこの呉茱萸湯証の眩暈が関係しているように思えたため、適量よりも多めに飲んでいただくようにお出しした。
　3日後には吐き気は治まり、家事や家の外でも仕事ができるまで体の調子が改善。まだ少し、目が回るため、お薬は通常の量に減らし継続中である。

　　　【治療初期のお薬の内容】
　　　　　　●呉茱萸湯（最初多目に）　　　　6300円（10日分）
　　　　　　●呉茱萸湯（継続用に適量）　　13230円（30日分）
　　　　　　　※お薬は人によって種類・分量が異なりますので、参考にされてください。

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