漢方治療専門相談店の漢方薬

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大滝漢方堂

伝統漢方研究会所属

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症状が激しい過敏性腸症候群

40才代　女性　　　初診：H20年3月

　過敏性腸症候群ということで相談にみられた。
　軟便というより下痢のことが多く、突然襲ってくることもあるということだ。
　今まで治療をしてきたが、症状が一向に軽くならないので漢方治療を取り入れてみようと思い相談された様子。
　糸練功で状態を確認したところ、本治と考える自律神経の状態も標治と考えている腸の状態も悪く強い反応が見られた。
　自律神経の乱れに対して「半夏厚朴湯加味方証」、腸の状態に「半夏瀉心湯加茯苓証」が見られた。両方とも強く出ているが、発症してからの月日も経っていることから自律神経の乱れが強くあると考え、漢方薬の他に補助剤も加えて治療。
　２ヵ月後、なんとなく胃が痛むことが少なくなってきた様子。
　３ヵ月後、便の状態が良くなってきた日が何日か見られたということだ。
　４ヵ月後、急な下痢がたまにあるが、便の状態が良い日が増えてきたと大変喜んでおられました。
　５ヶ月以降、コツコツ継続され体質改善をめざしております。　

　　　【治療初期のお薬の内容】
　　　　　　●半夏瀉心湯加茯苓（30日分）
　　　　　　●半夏厚朴湯、茯苓飲（30日分）
　　　　　　●済仁（30日分）
　　　　　　※個人個人、お薬の量は異なります。
　　　　　　※お薬は当店指定のものです。他メーカーのものでは品質に差があり
　　　　　　　　使用する量が異なってきますのでご注意下さい。
　　　　　　　　その方に合った正しいお薬とその分量を使わないと結果が出にくいです。
　　　　　　　※お客様のご予算に応じてお薬の内容を検討しております。
　　　　　　　　　　　（ご要望に応えられない場合もございます）

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