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痔核は肛門部の静脈の血行が悪化し、血液がうっ滞して腫れるものができるもので、肛門に1個から数個できるものです。初期は内痔核で肛門の奥にでき痛みが激しく、進行すると腫れもの(イボ)が肛門の外に飛び出すようになります。これが外痔核にあたります。
排便時の出血が見られるのも痔核の特徴です。排便の時、肛門は拡張しますが痔核の部分は拡張出来ないため、痔核が裂けてしまい出血が起こってしまいます。
食養生を守り、治療に取り組む必要があります。
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痔ろうは肛門に細菌性の炎症が起こり、膿が溜まるものです。痛みや出血がほとんどないが、肛門のふちからあまり離れていないところや直腸の中に膿の出る穴(ろう管)ができ、絶えず膿が出て周囲が湿って汚れます。時には穴が塞がり溜まった膿のため腫れて痛むこともあります。痛みなどの症状がないため治療をせずに放置しておくと、ろう管が奥へ奥へ進行してしまい痔瘻の範囲はますます広がっていきます。範囲が広がってしまうと直腸の大部分を切り取らなくてはならず、人工肛門が必要になることがあります。治療期間が1〜2年の長期治療が必要となりますが、適方を合わすことで治った例が多数あります。
食養生を守り、治療に取り組む必要があります。
当店の漢方治療される皆様にはもう少し詳しく書いた資料で治りかたの経過などの説明をしております。
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軽いものは排便の際のいきみで脱出しますが、すぐに元に戻ります。症状が進むと自然に戻らなくなり、指で押し込まなければならなくなります。
漢方薬による治療が可能ですが、痔ろうと同じく時間がかかるものです。お薬と同時に下腹部の筋力トレーニングが欠かせません。 |