| 1.耳鳴りについて・・・ |
|
●
|
からだの雑音が聞こえてくる・・・
|
|
|
音源はないはずなのに、音が聞こえてくるのが耳鳴です。健康な人でも防音室に入ると何らかの音が聞こえてくるし、敏感な人になると周囲が寝静まったあとに感じることもあります。これは耳という器官がきわめて敏感にできているために血管の中を血液が流れる音とか、筋肉や関節の動きの音など、身体の内部の雑音をキャッチしてしまうからです。
ところが、昼間、周囲がにぎやかなのにもかかわらず、音がきこえてくるというのが、病的な耳鳴です。耳は脳の血管に近いため、その異常を比較的早く察知します。
たとえば、高血圧症・糖尿病・動脈硬化などの可能性も考えられます。そのほかにも、更年期障害・メニエル症候群・貧血症・偏頭痛などでも耳鳴を感じます。
なお、耳鳴りは、人さまざまで、「ジンジン」「ジージー」と表現する人もいれば、「カンカン」「ガンガン」「キーン」「ゴロゴロ」・・・という人もいます。
|
|
|
| 1)血管拍動性耳鳴 |
: |
動脈周囲静脈叢のクッション効果変化により中耳腔底を走る動脈の拍動を聞く。 |
| 2)筋痙攣性耳鳴 |
: |
軟口蓋、耳管、耳内の筋の痙攣音を聞く。 |
| 3)中耳炎による耳鳴 |
: |
中耳伝音系の変化、鼓室神経叢刺激、内耳圧亢進により生じる。 |
| 4)内耳性耳鳴 |
: |
内リンパ液の変化、蓋膜の有毛細胞圧触、迷路内圧亢進、血管条の血管音、感覚細胞異常などで生じる。 |
| 5)聴覚神経による耳鳴 |
: |
神経の炎症、変性による。 |
| 6)機能的耳鳴 |
: |
音刺激に対する蚊どの注意集中。 |
|
|
|
|
|
|
●
|
漢方から見て・・・ |
|
|
現代医学の診断結果、どこにも異常は見あたらないといわれることがあります。いわゆる半健康の状態であるが、耳鳴りにはめまいをともなうことが多いため、放っておくわけにはいきません。
漢方では耳鳴(じめい)は腎虚(へそから下に力がないことういう)・鬱火(うつか:精神的ストレス)・風熱(インフルエンザなど)によるものとされており、水毒との関係が重視されます。
|
|
●
|
民間療法・・・ |
|
|
民間療法として知られている方法を紹介。
・豆乳を毎日二合ずつ飲用すると良いといわれます。下痢をする人は、一合。
・こんにゃくも効果があると伝えられています。できれば、黒豆と昆布を一緒に煮て、食べると良いそうです。
・クリを食べるのも良い。あるいは、カチグリを煎じて飲んでもかまわないそうです。
|
| 2.難聴について・・・ |
|
1) |
病気によって耳が聞こえなくなるものを、難聴といいます。外耳道の閉塞や中耳炎・薬の副作用・かぜ・頭部の外傷・内耳炎・メニエル病などが原因になります。子供では、咽頭へんとう肥大のアデノイドが多いようです。
以上のものは、生命に危険はありませんが、ただ脳腫瘍によるものだけは早期治療が必要になります。これは片側の耳の耳鳴りと難聴で始まり、めまい・からだのふらつきがあり、顔面の知覚もにぶります。
|
|
2) |
突発性難聴・・・
|
|
|
| 【概念】 |
突然起こる原因不明の難聴は感音性難聴であり、耳鳴り、めまい発作、を伴うことがありますが、繰り返すことはほとんどないようです。
|
| 【年齢と性差】 |
男性が女性よりいくらか多いが、年齢分布では男女ともに30〜40歳代に多い。
|
| 【病因】 |
1)血管説
2)ウイルス説
3)その他
|
| 【症状】 |
突発的に発症する原因不明の感音難聴であり、両側性もあるが一側性が多く、難聴の程度は中等度ないし高度であることが多い。難聴が軽度の場合は気づかず、自然治癒するものも少なくないと考えられています。
随伴症状としては、耳鳴りが多く、重症例にはめまい感(めまい、吐き気、嘔吐)が発現する傾向があります。そのほか、耳閉感などもあります。
|
|
|
3) |
伝音性難聴・・・ |
|
|
外耳、中耳の伝音機構の障害による難聴です。感音機構に問題はないため声を大きくすれば明瞭に聞くことができます。
補聴器が大変有効な難聴です。
|
|
4) |
感音性難聴・・・ |
|
|
蝸牛より内側(中枢側)の障害による難聴で、内耳性(蝸牛性)難聴、後迷路性難聴に分けられます。
内耳性難聴には、内耳伝音系障害、毛細胞障害、神経終末障害、毛細胞・神経終末障害による難聴があります。後迷路とは、内耳神経以後の聴覚中枢路を示すが、障害の部位が内耳神経幹から皮質聴覚野を含む区間の聴覚伝道路に限局していると考えられる感音難聴を後迷路性難聴と言います。また、脳幹聴覚系・皮質聴覚系の障害による難聴を中枢性難聴といいます。言語の聴取の明瞭度は悪く、声を大きくしても明瞭に聞こえるわけではない。
手術自体は難しいのですが、蝸牛に人工内耳を入れることも試みられています。
|
|
5) |
混合性難聴・・・ |
|
|
伝音性と感音性の両方に障害があることを混合性難聴といいます。
伝音性難聴を有する人の中には、感音性難聴にもなってしまう場合があり、実際のところこのようなケースが最も多いといわれています。
|
| 3.当店の耳鳴りと難聴(突発性難聴を含む)の漢方治療について |
|
問診の段階において耳鳴りまたは難聴の状態を詳しくお聞きし、タイプ分けをしていきます。
今まで多くの同じような患者様(お客様)をみてきた経験や先輩方の成功または失敗例なども参考にしながら治療プランを考えていきます。
耳鳴りなら、高音か低音か。また持続的に聞こえているのか断続的に聞こえたり聞こえなかったりするのかなど。難聴の場合は、聞こえにくいのは高い音か低い音か、耳閉感の有無、いつから聞こえが悪いのかなどを聞いて、治療プランの立案の参考にしていきます。
一人で悩まず、ご相談下さい。早めの対応が改善する確率を高め、改善する早さも早くなります。
|
|
|
|
|
|
|
|
(戻る) |
|