痔ろう・肛門周囲膿症

痔ろうの専門漢方相談

痔ろう・肛門周囲膿症は当店の得意分野の1つです

痔ろう・肛門周囲膿症とは・・・
 痔ろうは肛門に細菌性の炎症が起こり、膿が溜まる病気です。痛みや出血がほとんどありませんが、肛門のふちからあまり離れていないところや直腸の中に膿の出る穴(ろう管)ができ、絶えず膿が出て周囲が湿って汚れます。時には穴が塞がり溜まった膿のために腫れて痛むこともあります。痛みなどの症状がないため治療をせずに放置しておくと、ろう管が奥へ奥へ進行してしまい痔瘻の範囲はますます広がっていきます。範囲が広がってしまうと直腸の大部分を切り取らなくてはならず、最悪の場合には人工肛門が必要になることがあります。
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当店の痔ろうの漢方相談とは・・・

 痔ろうはろう管の奥深くで菌と体の免疫が戦っている病です。当店の漢方相談は体全体の免疫強化を図る(痔ろうに対して治る体作りをする)ことで菌との戦いを優勢にして完治を目指していきます。
 私の師から教わった方法で、既に多くの良好な結果も得られています。ですが、漢方だけをすれば良いと言う訳ではなく、同時に生活養生についてもしっかり守っていただかないといけない点も幾つかございます。
 生活・食養生をしっかり守らないと良い結果が得られにくいです。
 
 この病気は痔核とは全く異なる病気です。痔核はお尻の血流・血管また肝臓の病気で、『陽』の病気ですが、痔ろうは血管・血流ではなく細菌の炎症そして化膿による病です。病態も症状が出る頃には『陰』の状態で大変進んでいる状況になります。1~2年以上の長い期間が必要となります。

この病気の改善の仕方・・・
 先ほど記しましたように、非常に病が進行した状態ですから改善・治癒に時間がかかります。良い変化を実感するまでは個人差がありすぐ感じられることもありますが、完治・再発しなくなるまでには年単位といった治療期間が必要です。また良くなってても右肩上がりにドンドン良くなるわけではなく、膿の排出量が増えたり減ったりを繰り返しながら徐々に減少していくように思います。最終的には膿だけだったのが血が混じった血膿のようになり、最終的はほとんど排出が見られなくなります。あとは自然と穴が塞がっていくのを漢方と養生をしながら待ちます。
 穴は排膿が完全になくなってくると、体が自然と反応し穴を塞ぐようになります。
 本当は穴が塞がってくれるまで漢方相談を継続して頂くのが望ましいと思いますが、どこまで継続していくかの判断はお任せしています。聞かれれば当店の考えはお伝えします。

※排膿の様子としては
  黄色い膿 → 量が減ってくる → 血が混じったような色の排膿 → 透明っぽい排膿へ
 といった具合に変わっていくことが多いように思います。

 漢方相談にかかる費用は症状の状態や取り組み方で変わりますが、基本的に必要なものだけで30日分・18000円~25000万円あたりの範囲が多いように思います。
 どんなに良いものを飲まれても養生が欠けていると改善もままならないこともございますので、注意してくださいね。